生活ががらりと変わったこの2年。制限された中でもできることを見つけて楽しもうとする人を応援したい、新しい楽しみ方を提案していきたい、そんな想いから亀田製菓・月桂冠・シロカの三社共同企画を立ち上げました。
この2年間なかなか楽しめなかった「お花見」を通じて、さらに楽しんでもらえるように、楽しさの輪が広がるように、その想いから考案しました。
各地の郷土料理を提供しているお店にご協力いただき、
その土地のお花見スポットと郷土料理をご紹介します。
甘木公園(丸山公園)〔福岡県甘木市〕
甘木公園、通称「丸山公園」は、朝倉市の市街地に位置し、総面積31.7ha、静かな自然環境に恵まれた市民の「憩いとくつろぎの広場」で県下屈指の桜の名所として知られます。公園の中央にあるひょうたん型の池をぐるりと囲むようにソメイヨシノなど約4000本が咲き乱れます。池に映える満開の桜は圧巻です。
所在地:朝倉市菩提寺79
画像提供:朝倉市
水たき
水からぶつ切りの骨付き鶏肉を煮込み、ねぎや好みの野菜を入れ、ポン酢で食べる鍋料理で、食べ終えた後に鶏のうまみで食べる雑炊やラーメンも人気です。現在では日本で食べられる福岡県の代表的な郷土鍋のひとつです。
玄海の水たきは若鶏800羽と水700ℓを大鍋で8~10時間炊き続けます。90年以上磨かれた水たき匠の技術により、ようやく100ℓの水たきができあがります。
玄海の水たきを手軽におうちでも味わえる通販の「極み とり鍋」について、ちょいなべでつくる時のポイントとTHE SHOTとのペアリングについてお伺いしました。
乳白色の濃厚なスープが特長の水たきは、乳白色を保つことがおいしく食べるコツ。「ちょいなべ」でつくる時は、80℃前後の温度を保つことがポイントです。
THE SHOTはどれも玄海の水たきと相性が良いのでお好みに合わせてよいでしょう。「華やぐドライ〈大吟醸〉」や「鮮やかジューシー〈純米〉」はリセットしてくれるのでスープの新鮮さを保ってくれますし、 「爽やかホワイト〈うすにごり〉」や 「艶めくリッチ〈本醸造〉」はスープのうま味に寄り添い、世界観に浸らせてくれます。「爽やかホワイト〈うすにごり〉」はお酒の苦手な方にも飲みやすくて面白いと思います。
妙法寺の桜〔山梨県富士河口湖町〕
1269年(文永6年)、日蓮上人が富士山五合五勺経ヶ岳で国家安泰の祈念をした後この地を訪れ、村人に説教をし村人は小さなお堂「法華堂」を建てたのが始まりで、幾多の変遷を経て今日の「妙法寺」があります。
境内には富士河口湖町指定有形文化財が3つあり、春に咲きほこる桜が本堂を鮮やかに彩ります。
所在地:富士河口湖町小立692
小学生の頃、クラス全員で訪れて花見をした思い出の場所。実家近くにあり、小さい頃から生活の風景の一部として見ていました。地元の桜スポットと言えばここを思い出します。
ほうとう
山梨を代表する郷土料理。平打ち麺に、かぼちゃやイモ類、季節の野菜や肉などの具材を加えてじっくり煮込む、味噌仕立ての煮込み料理です。野菜も多く摂れることから、栄養たっぷりで体が芯から温まります。山梨県では各家庭でも入れる具材が異なり、それぞれの家庭の味が楽しめる郷土料理です。
よってけしでは、お店が東京にあることもあり、いわゆる一般的にイメージされるほうとうを提供しており、東京に住む山梨県出身の方からそうでない人まで楽しめる味わいとなっています。
ほうとうをちょいなべでつくる時のポイントとTHE SHOTとのペアリングについてお伺いしました。(ちょいなべでつくるよってけしのほうとうレシピも近日公開予定)
野菜は均一に熱が入るよう薄めに切るのがポイント。灰汁をしっかりとりながら、ぐつぐつと煮込み、ほうとうを加えた後は、麺がくっつかないようによく混ぜて80℃くらいでしっかり煮込んでください。よってけしのほうとうは、最後に醤油を数滴加えているのがおいしさの秘密です。この料理にTHE SHOTを合わせる時は、食前酒として甘めでまろやかな味わいの「爽やかホワイト〈うすにごり〉」を、食事中はほうとうの味の濃さに負けない「艶めくリッチ〈本醸造〉」がおすすめです。
山梨の郷土料理
欲張りな居酒屋「よってけし」
地元山梨の味を広げていきたいという想いから、立川にオープン。郷土料理や新鮮な食材を扱い、ほうとう以外にも「吉田のうどん」、「アワビの煮貝」、「鳥もつ煮」など山梨の郷土料理や地酒が味わうことができるため、東京に住む山梨県出身の方も多く訪れる憩いのお店です。
住所:東京都立川市柴崎町3-8-16
藤田川ふれあい桜〔福島県郡山市〕
喜久田駅のそばにある藤田川堀之内橋を中心に両岸3kmにわたって約500本のソメイヨシノが咲き誇り、
川沿いを歩きながらじっくり桜が堪能できます。川面に映る桜が美しい景色をつくり出します。
所在地:福島県郡山市喜久田町堀之内字下河原
本店の「鞍手茶屋 中山峠店」と同様、福島県郡山市で見られる桜の名所。 長く続く桜並木とその桜が映る水面を見た時の景色は圧巻です。
けんちん汁
様々な地方でそれぞれ味付けが異なるけんちん汁がありますが、福島のけんちん汁は味噌を使うのが一般的。入れる具材は家庭によって異なり、それぞれの家庭の味で楽しまれている郷土料理です。
けんちん汁にはたっぷりの野菜や豆腐が入っているのが特徴的です。鞍手茶屋のけんちん汁は、仕上げの味噌に2種類の福島の味噌をブレンドしたものを使っているため、温かく風味豊かに仕上がっています。できあがったら隠し味にごま油をひとまわし加えてさらに風味を立たせているのも鞍手茶屋のけんちん汁の特徴。
うどんと合わせた「けんちんうどん」もよく食べられており、鞍手茶屋でも人気の一品です。
けんちん汁をちょいなべでつくる時のポイントとTHE SHOTとのペアリングについてお伺いしました。
味・風味ともにこだわっているのが“味噌”。香りが飛ばないよう、味噌は最後に加えてください。
加えた後は、煮立って風味が飛ばないようにする必要がありますが、おいしく食べ進めるためにも温かい温度を保つのポイント。
食べるときは、80℃くらいの保温状態にするのがおすすめです。濃厚な汁には、つるっと食べられる絹ごし豆腐が合います!
けんちん汁に味噌を使っており、日本酒であるTHE SHOTとは相性がよく何でも合うため、気分に合わせてお選びいただくのが良いかと思います。特に「爽やかホワイト〈うすにごり〉」のすっきりした甘みが濃厚でコクのあるけんちん汁によく合い、個人的に好みの味わいです。
鞍手茶屋(中山峠店/大手町店)
鞍手茶屋 中山峠店は明治9年に建てられた築・約140年古民家で営業しており、その懐かしさを感じられるような趣と郷土料理を味わうことができるため、地元の方も多く訪れます。
東京にある大手町店は、多くのビジネスパーソンが通う店舗ですが、中山峠店同様、温もり溢れる落ち着いた店内で郷土料理や地酒が楽しめます。
部屋でお花見を楽しむときのおともに
おすすめの3アイテムをご紹介します。
なかなか地元に帰れていない人、
その土地に行ってみたいと思いながらも行けていない人、
様々な方にその土地を思い出してもらったり、
新たに知ってもらったりするきっかけづくりに
少しでもお役に立てていればとても嬉しいです。
甘木市は、玄海創業者・矢野廣雄の出身地です。
甘木公園の桜は福岡県でも有数の桜スポットということで、世の中が落ち着いたら訪れたいです。