プロ直伝、お酒に合う簡単ちょいなべレシピ
～小料理屋「Chimura」編～

ケトルなのに簡単に料理も楽しめるシロカの「おりょうりケトル ちょいなべ」。特にこの季節は鍋料理で重宝されている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は人気飲食店とのコラボ企画『プロ直伝、お酒に合う簡単ちょいなべレシピ』と題し、スペシャルレシピを考案いただきました。

第２弾は、再開発によってタワーマンションが立ち並ぶなか、街を少し歩けば古い長屋や丸型ポスト、レトロな交番や昔ながらの銭湯と下町情緒の残る東京・月島。その代名詞でもある通称“月島もんじゃストリート”から少し入った2階にあるのが、会員制の小料理屋「Chimura」さんです。女将の理恵さんには、日本酒に合うオリジナル鍋レシピ「牡蠣と根菜の酒粕鍋」を考案いただきました。美味しいお酒と信州木曽の郷土料理が楽しめる「Chimura」についてや、実際にシロカの製品をお使いいただいた感想などを伺いました。

地元・信州木曽の魅力を伝えたい。

ーーまずはお店のコンセプトから教えてください。

「私は長野県木曽の出身で、明治22年に高山～木曽福島の旧飛騨街道の宿場として開業した「やまかの湯」という老舗旅館の三女として生まれました。地元には18歳までしかいませんでしたが、郷土料理を通して地元である信州木曽の良さを知ってもらいたくてお店を始めたんです」


ーーご実家の「やまかの湯」は100年以上続く老舗旅館でありながら、家族経営という温かみのある接客が強みだと聞いています。ここ「Chimura」も、そのような雰囲気に溢れていますよね？

「ありがとうございます。旅館で育ったことで、どこかそういったホスピタリティみたいなものが自然と身についたのかもしれませんね。ただ、今は私ひとりで料理と接客をしていることと常連のお客様を大切にしていることもあって、新規のお客様はご紹介などに限らせていただく会員制なので、それもお店の雰囲気を大切にしているためとご理解いただけますと幸いです。ちょっとカッコ良く言えば、大人の隠れ家的なお店になればいいなと（笑）」

ここでしか味わえない郷土料理を食べてみてください。

ーーもちろんお料理も先ほどからお話しされている信州木曽の郷土料理が中心ですか？

「そうですね。まずは“お蕎麦”。地元の開田高原の澄んだ空気と美味しい水で育てた開田そばは、ぜひ一度食べてみて欲しいです。もりそばならくるみダレで食べたり、かけそばならすんき漬けをのせたり。その他にも“信州サーモン”、“くらかけ豆”、“山賊焼き”などの郷土料理があります。この時期（冬季）限定で提供している自家製の“野沢菜の味噌漬け”もオススメです」


ーーお酒はいかがでしょうか？

「信州の地酒をメインに日本酒は10種類ほどご用意しています。ビールや焼酎、ウイスキー、ワインなども豊富に揃えていますよ」

冬の味覚を詰め込んだ酒粕鍋です。

ーーそして今回は、そんな日本酒に合うちょいなべレシピ「牡蠣と根菜の酒粕鍋」を考案いただきました。

「酒粕ベースのスープで味噌も入っているので日本酒との相性は言わずもがなですね。具材も牡蠣と根菜という冬の味覚をたっぷりと詰め込みました。食べるときにはお好みでゆずの皮を刻んだものを入れたり、七味唐辛子をかけて味変させても美味しいです。そして締めは、卵を落として小口ねぎをのせた雑炊で最後まで楽しんでください」


ーーまた、日本酒は骨酒でご用意いただきました。

「はい。やっぱり季節的に熱燗、なかでも炙った魚の香味や旨みが味わえる骨酒が「Chimura」らしいかなって（笑）。通常メニューでも“岩魚骨酒”があるくらいですので。もちろん”冷や”や“冷酒”でも合うと思います」

シンプルだけど使い勝手抜群です。

ーー今回のコラボ企画で実際にシロカの「ちょいなべ」をお使いいただきましたが、率直な感想をお聞かせください。

「実は前に働いていたお店ではシロカさんの商品を使わせていただいていました。この『ちょいなべ』もそうですが、シンプルで使いやすいですよね。お料理が残ってしまっても、なべ部分を取り外し保存容器として冷蔵庫に入れられる点もいい。あとは湯切りが付いているので蕎麦など麺類の調理にも重宝しそうです」


「私にも一杯いただけたら嬉しいです。一緒に飲みましょう」と理恵さん。気さくで話しやすい女将とお酒を酌み交わしながらいただく信州木曽の絶品郷土料理。皆様も機会があれば是非足を運んでみてください。


▼「おりょうりケトル ちょいなべ」について詳しくはこちら
https://www.siroca.co.jp/product/cookingkettle/

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